Dモーニング2019年28号に掲載の、あせとせっけん最新42話ネタバレ感想です。
経理部長の心温まる不動産探し指南と、不動産屋のスカした新キャラで、
麻子さん同様、読者もワクワクが止まりません(*^m^*)
性格に難アリな不動産屋の若造が、暗黒微笑でモノローグ。
(正直こういうカップルが一番チョロい)
あせとせっけん42話あらすじ※ネタバレあり
15分で終わるわ、と終業後に香太郎と麻子に物件探しの心得を伝授する、経理部長である麻子の上司。
2人がどんな家に住むべきか、とかは自由に決めることなので口をはさむつもりはない部長ですが、伝えたいのはもっと単純で根本的なこと。
「2月の更新までの間を有意義に過ごすために知っておいてほしいことを伝えさせてちょうだい」
ドキドキしながら、部長の話を真剣な表情で聞く2人。
部長の伝えたい心得は3つ。
①一人暮らしの感覚は捨てるべし
1人暮らしの物件探しなら何件内見しようがスケジュールがカツカツだろうが割となんとかなる
最終決定権が全部自分にあるから。
だけど2人で暮らすとなると最終決定に必ず”相談”必要になる。
その相談の時間を加味すれば現時点ですでに物件の絞り込みくらいはできてているのがベター。
まだ、お互いにどんな部屋が良いかという希望を出し合ったくらいで、実際の物件探しのエンジンがかかっていなかった2人はギクッ。
「す……すいません…まだ…」
「全然そこまで考えてませんでした…」
②好きな土日は選べないと思うべし
この時期の土日はどこの不動産屋も予約で埋まりがち。
せっかく物件を見つけても内見できるのは2週間先!なんとことも起こりうる。
2月までの公休はあと18回あるけど、香太郎の家の更新がいつなのかで状況は変わってくる。
内見の前に自分の家の家具の採寸をしておくこと。
③2~3月の経理部は地獄
ここが一番、伝えたかったっぽい部長w
2人もハッとし、バトル漫画の主人公が今まで気づかなかった自分の最大の弱点を相手に見破られた時のような反応( ゚∀゚)
「!!」ハッ
「そうか…」ドクン…ドクン…
「年度末……!!」
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部長はこの時期ストレスでジム通いが週2から週4に増えてしまうそう。
麻子も冷や汗だらだらで、この時期はストレスでいろんなせっけんを衝動買いしがちで、使い切れないせっけんを実家や弟に配っていることを告白。
2人の動揺っぷりに、香太郎はたじたじ。
「うちの部署は土日出勤はないけれど、だからこそ繁忙期の土日はしっかり休養してもらいたいのよ。」
部長はぽん、と麻子の肩を叩きます。
「八重島ちゃんはうちの貴重な戦力だからね!」
「……っ、部長…ありがとうございます……!」
恐縮する麻子。
部長からのアドバイスは以上。
基本的に、「時間ないから急げよ!あと全部お互い相談して決めろよ!」的なことかなと思いました(まとめすぎw)
すぐにファミレスで物件探し
部長のアドバイスの効果は抜群で、2人はそのまま夕ご飯を食べつつ物件探しをすることに。
「物件の相談長丁場になりそうだし…ファミレスとかカフェでもいい…?」
「むしろそれで!!さくっとゴハン食べて進めましょう!」
「OK!」
こんなことならブレスト表を持ってくればよかった、という麻子。
それには香太郎が、スマホに写真撮っておいたから大丈夫!それ見ながら相談しよう!と答えます。
打てば響くような香太郎に、思わずふふ…と笑みを漏らす麻子。
「ん?何??」
「…ううん。
なんだか…ウキウキしちゃいます……」麻子スマイル(´▽`*)
彼女の可愛い笑顔に当てられて、香太郎はついつい麻子に顔を寄せてクン…と匂いをチェックw
「俺もしてます!」
日曜、いよいよ内見へ
2人がファミレスで調べた物件で2人が候補にあげたのは、駒澤大学駅の物件でした。
「会社のある渋谷まで電車で一本。大学があるためか家賃の幅が広くスーパーなども充実。駒沢公園周りの雰囲気もいい第一候補の街…」
「今日の物件で決められるといいですね…」
2人が予約したスズキ不動産では、さわやかなイケメンの浦沢という若めの男性が担当に。
「本日担当させて頂きます浦沢と申します!良いお部屋とのご縁をおつなぎできますよう、真摯に務めさせて頂きます!」
「はい!よろしくお願いします!」
「…失礼ですがお2人はご新婚さんでいらっしゃいますか?」
突然の質問に、2人はあせって照れながら、ひとまず同棲と答えます。
「あっさようでしたか、大変失礼しました!」
浦沢は裏表が激しい?
(ふむふむ なるほど)
浦沢はわざと2人を動揺させるような質問をして、お客がどんな性格かを予想し接客していくスタイルのよう。
顔は貼り付けたような営業スマイルを崩さずに、2人のことを分析しています。
(彼氏のほうは最初のあいさつから俺の目を見て話す
声のトーンから営業職ではなさそうだが対人慣れした印象
申し込みのメール文もビジネス的で丁寧だった点からプライベートでも律儀であると予想する)
(対する彼女の方はあいさつ時に一瞬俺のほうを見たがあとは彼氏のほうか物件情報の書類を見ている
…典型的な人見知りタイプと思われる
主導権は彼氏にあると見て進めても問題なさそうだな)
(そしてただの「新婚」というワードにこの照れよう…
はいはい
あるある
これから同棲で…今が一番楽しい時期ってわけね)
(正直こういうカップルが一番チョロい)
にこやかに話を進めながら、一瞬だけ、下衆い表情を浮かべる浦沢。
あと1件契約取れば、20か月連続契約件数1位で殿堂入りする彼にとって、麻子と香太郎は丁度いいカモに見えるようです。
「それじゃご案内させて頂きまーす!」
(今日は冷えるな
適当にまわしてハンコ押させてホットワインでも飲んで帰ろう)
性格悪そうな浦沢…2人の物件探しは上手く行くのかどうか。
あせとせっけん42話感想
麻子さんを甘く見て、香太郎に主導権があると思い込んでいる浦沢ですが…
こう見えて麻子さん、頑固ですししっかりしてますからねぇ。
一筋縄ではいかなそう。
2人の第一候補がなんの問題もない優良物件ならなんてことないですが、それじゃお話にもならないし(‘∀`)
きっと何かあって、適当に香太郎に阿って決めさせようとしてくる浦沢が、麻子さんにやっつけられる展開を予想(*^m^*)
物件探しなんて1つ目で決まることほとんどないでしょうしね…
良いところ見つかりますように( ´ ▽ ` )ノ
あ、部長と麻子さんが年度末の到来にガクブルしてるところが面白かったですw
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